http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051105ddm041040084000c.html
最近は探査機はやぶさが気になって仕方ない。
世界初のイオンエンジンスイングバイによる航行で小惑星イトカワにランデブーしたのが先々月、そして今月はついにキモである小惑星サンプル取得の為に小惑星に着地予定ですよ。


しかし、上の記事の通り、4日に行われるはずだった着陸リハーサルは高度計のエラーでAbortされた模様。
これまで二機のリアクションホイール*1の故障など、致命的になりかねない問題もなんとかして今に至るわけで、JAXAの人には知恵を絞ってもらって地表探査機の投入&サンプル確保を成功してもらいたい。もちろんその後の地球へのサンプルリターンも。


http://www.jaxa.jp/press/2005/11/20051101_hayabusa_j.html
しかし、小惑星って、もっとツルツルしてて、たくさんのクレーターがあるってのが通説だったのに(たとえばこんなのhttp://jda.jaxa.jp/jda/p4_download_j.php?mode=search&f_id=1464)、こんなチョコのお菓子みたいな形だってのがすごいな、岩みたいなのがゴロゴロしてるし。
単に誰かが思い描いた想像が裏切られたってだけで、別にすごくないといえばすごくないんだけど、やっぱりすごいなあ。


はやぶさは成功すれば小惑星サンプル自体はもちろん、イオンエンジン+自立航行技術+サンプルリターン技術など、日本の探査機の技術を示すことができるわけで、航空宇宙ファンとしては期待したいなあ。

*1:姿勢制御装置、角度を調整